2006年8月27日(日)
今日のあれこれ

まあ、あほらしいと言うか、空いた口がふさがらない事なので、これは「サイト」「mixi」「ブログ」併記で行きます。


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【ネット情報「ウソ発見器」 総務省が開発へ】
2006年08月26日15時41分

 真偽が見極め難いさまざまな情報が乱れ飛ぶインターネット。その中で、ウソや間違いらしい情報を自動的に洗い出し、ネットの利便性を高めるシステムの開発に総務省が乗り出す。ネット上にある関連深い別の情報を探し出し、比較参照することで、情報の「デマ率」などを示す。研究機関と協力し、2010年までの開発を目指す。07年度予算では、まず3億円を要求する。

 ネット上の情報は、何人もの目で事前に校閲された出版物などに比べ、誤った内容が少なくない。信頼性を確かめるには、利用者が他の情報と付き合わせるなどの作業を行うしか手がない。

 総務省が構築を目指すシステムは、この選別をコンピューターで自動的にやらせるものだ。ネット情報のウソや間違いの「発見器」といえる。

 完成すれば、ある情報のデマ率を調べたり、ネットで検索するときに信頼性のある順番に表示したりできるという。「この情報はデマ率95%ですが表示しますか」などという注意表示もできるようになる。

 扱う対象は、株式情報から国際情勢の解説、商品情報などさまざま。「この企業分析は適切か」「レバノン内政のこの記述は自然か」「オークションに出品されているこの外国電化製品の性能表示は本当か」などの疑問に答えられるようにするのが目標。

 開発の焦点は、インターネットのなかから信頼できる関連情報を見つけ出せるかどうかだ。そのために、知識を関連づけて書かれた内容の意味を正確に判定する技術や高度な自動翻訳技術などを編み出す必要がある。

http://www.asahi.com/national/update/0826/TKY200608260179.html

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そのコンピューターに整合性を判定させる基準はどこが作るの?
国?
例えば、新知見などはどうなるんだろうか?
レバノン情勢についての例があるがこれで考えてみる。
ある人物がレバノンに行き、その事実を詳細にレポしたとする。
その情報は今までは情報としてあげられていない。
どの情報とも異なる。
比較参照できない。

そうしたらこの情報はウソになるのか?

逆も出来るだろう。
もし他の情報とつき合わせて判断するなら…。
あるマンパワーの使える団体が、総動員をかけ、ある情報に対する記述をしまくったとする。
そうすると…比較対照したって、それを逆に取られとんでもない情報をつかまされる。


大体、根本からおかしいとおもうのは
まず

(1)ネットの情報がすべてではない、という事

こんなプログラム作ったって、それがどんなに恣意性を排除したものであれ、所詮は「ネット上のウソが分かるだけ」である。

ネット上の世界なんて、どんなに情報が増えたとしても、それはやっぱり一部であって、すべてではない。

(2)コンピューターに情報の選別をやらせるという事

【ネット上の情報は、何人もの目で事前に校閲された出版物などに比べ、誤った内容が少なくない。信頼性を確かめるには、利用者が他の情報と付き合わせるなどの作業を行うしか手がない。 総務省が構築を目指すシステムは、この選別をコンピューターで自動的にやらせるものだ。】

これ、機械にやらせて、人間がそうする事を放棄してどうするの?
機械に恣意性が入ったらもう突っ走っちゃうでしょ。

思考の自由っていうのは人の根本的な自由だと思うから、そんなもの敢えて機械にやらせる必要は無いと思う。

(3)嘘ってなんじゃい!

嘘があるって事は本当があるって事になる。そんなもの当てにならないでしょう。勝谷氏が例であげたとおり、本当であるとされていた、惑星すら時に無くなる事があるんだから。

だからこそ、自己判断が尊いんじゃないの??

って突っ込みどころ満載のこの記事。
もっと金かけてしかるべき事があると思うんだけど(泣)

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