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最後に
私自身のうつ病の経過について

 わたくしはかれこれ、二年近く「うつ」病です。少し書き方が微妙なのは…「うつ病」との診断はうけていません。ただ「うつ病」の薬であるSSRIを服用し始め、100r/日まで増量し、その後、減薬をしていて、今日に至るモノです。
 
お医者さんとは暗黙の了解で「うつ病」という感じでしょうか?

私の場合は、失恋と卒論のつまずきで「うつ」になりました。最初は彼女へのストーカー的な行為が主でした。それがひどくなる。
同時に不眠。とにかく寝られない。寝たら悪夢。
そして手の震え、字が書けない。定規を使っても直線が引けない。

一番まいったのが、健忘でした。

とにかく忘れる。
例えば、鞄のどこに何を入れたかを忘れ、公共施設などに行くと、ロッカーに少しずつ自分の持ち物を入れていく訳ですが、そうやっていくつかに分けて入れていく中で、自分がどこのロッカーに入れていたかを忘れてしまう。
電車は乗り過ごす。

そして、ときおりパニクる。
言いたいこと言えなくて、訳が分からなくなる。

そうなり始めて、安定剤と睡眠薬の処方から始まりました。
で、自分ではよく覚えていないのですが、一番ひどい時期に「抗うつ剤」(私の場合はJゾロフト)の投与開始。親や医者に言わせると、顔がやばかったと。

そのあと、ものが書けなくなって、更には何もやる気がでなくなって(それが去年の6月頃)。そのあと、院試へトライ、そして家事手伝い、、。で少しずつ調子を取り戻して、彼女に無視されるも、かろうじて乗り切って、、お師匠との戦いにびびりつつも、虎視眈々と刀を磨き、今に至る、という感じ。


今は抗うつ、安定剤、睡眠薬ともに頓服として飲むだけ。

ただ、うつの時は気づかなかったけれど、随分、「うつ」に関して誤解がある。正直自分も、分らない「うつの特徴」を把握していなかった為に失った友人もたくさんおります。傷つけてしまった人もいると思います。
また、逆に他の人が「うつ」について詳しく知らず、それで私自身が病状を悪化させたこともあります。
勿論、それが何だって偉そうに言うつもりはないし、当事者だから、それは把握しきれないと思うけど、うつに関してしりたいと思ったときのリンクなんぞや、本を集めてみても…と思って今回このサイト内サイトを作ってみました。

この文章を書いたときは夏でした。

追記

今は12月12日。
色々ありました。
分ったこともあります。

(1)やはり追い込まれてしまうと、「うつ」状態になるときがある。
(2)それがしばらく続く事もある。
(3)常に飲まなくても「お守り」代わりに薬をを持っておくのが今は発作的に「うつ状態」になったときには有効である。
(4)精神的に負担が大きいときは再発防止に少量であれ薬を飲んでおいたほうが結果として安定する。


これが今の私の現状です。
今は(4)の時、寧ろそれのひどいとき、かなりの量の薬を飲んでいます。
それは勿論その先も考え、お医者さんと相談した結果です。

病気とのつきあいやすさを模索し続ける日々がつづいています。




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